Hello Worldとコンパイル

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まずはHello Woldを題材にしてgccを使用したコンパイル方法を説明していきます。これが出来ないと前に進ませんからしっかり覚えてください。分かっている方はこのページは飛ばしていただいて大丈夫です。

最初にgccがインストールされているかの確認をします。

$ gcc
gcc: no input files

このようなメッセージが出ればインストールされています。インストールされていない場合は各自の環境に合わせてインストールしてください。例えば、RedHat系ならばyum、Debian系ならばaptでインストールされます。

それではまず、サンプルとなるHello Worldのソースコードから。

//helloworld.c
#include <stdio.h>

int main(void)
{
	printf("Hello Wold\n");
	return 0;
}

コンパイルと実行をします。

$ gcc -o helloworld helloworld.c
$ ./helloworld
Hello World

gccの引数の意味は、"-o"は出力ファイル名、その後にファイル名が続きます。
意味はhelloworld.cをコンパイル、リンクを行いhelloworldという実行ファイルを作成する、ということになります。


複数のファイル名の場合は以下のようになります。

$ gcc -o out input0.c input1.c ...

GNU Hello

最後に面白いプログラムを紹介しましょう。
実は、GNUには"hello world"の実装があります。
これはGNUが"hello world"を真面目にバグの内容に実装したものです。man、infoなども用意されていて公開を前提とした実践的なプログラムを作る場合の良い手本となるでしょう。

まとめ

gccは様々なオプションがありますし、複数ファイルやライブラリを使用しようとするとコマンド複雑になるのでMakeFileを使用したりしますが、当分の間はこのコマンドだけで十分ですので今はここまでの説明にしたいと思います。